汐華ライフログ

元不登校の経験から高校時代で逆転し正社員を務めながら不登校の育て方から趣味のレザークラフトまで幅広く紹介していくブログ

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昼夜逆転でリズムが作れない!日常的な行動で安定したリズムを作る習慣を作ろう!

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昼夜逆転は日常の睡眠リズムとは異なり、朝に就寝して夜(夕方)に起床することを指します。

普通に生活をしている人には昼夜逆転という言葉をあまり耳にすることがないかもしれませんが、不登校や自律神経に支障がある人の場合は日常的に昼夜逆転のケースが多いです。

社会人や学生でも昼夜逆転で生活している人も存在していますが、平日は朝に起きて活動して生活していますが、夜は眠るのが遅く無理やり朝に起床して一日中眠気と闘いながら過ごして休日に死んだように夕方過ぎまで寝続けるサイクルを過ごしています。

どちらにしても昼夜逆転で夕方過ぎまで寝てしまったときのあのどうしようもない後悔と自分への苛立ちが数時間以上も襲ってきます。

起きたのが夕方なので苛立ちが収まるのが深夜頃。そこからオールナイト(不眠)で明日の夜寝れば元に戻ると考えまた昼夜逆転になってしまうんです。

じゃあ、どうすれば昼夜逆転から抜け出せるのか?

あの鬱感から脱出する方法は考え方ひとつから始めることです

寝る時間と起きる時間を決めよう


昼夜逆転の原因は総じて睡眠リズムの不調から来ているものです。

寝る時間や起きる時間を決めるのは、夜何時までに寝て何時までに起きなければならないという決まりがない場合昼夜逆転を止める理由がなくなるからです

人間は自由に過ごすよりロボットの様に管理された方が生きている実感や達成感や意欲がわいてくるようになっている生物です。

人の大半は朝起きる時間は決まっていますが夜に寝る時間を決めている人はそれの半数以下になるというほど計画的に睡眠をとっている人が少ないという傾向にあります。

しかし、一方で昼夜逆転になる人の大半は睡眠時間にこだわりが強く、朝何時に起きなければならないとなったとき

今から寝ても8時間は寝れるからあと少しゲームできるな

から始まり、時間が経過していってから

もうこんな時間だけど寝れなくなってきた

と。どんどん悪化していって昼夜逆転のサイクルを自分で作っていってしまうのです

寝る時間と起きる時間を決めたら、『この時間に寝よう』ではなく『この時間に絶対寝なければいけない』もしくは『この時間までに寝なきゃいけない』とまで決めなければ昼夜逆転から抜け出すことはできません!

最初は難しくてもそれでもいつもより数時間は早く寝ようと動けるので後日の活動から影響が出てきて効果が実感できるはずです!

寝る前にスマホを完全に手放す

よく聞く寝る前の何時間前からスマホを止めないと電波だとかで脳に影響興奮状態になるとは聞いたことがあると思います。

しかし寝る時間の数時間前と言っても自由な時間がそこにしかない人も多数存在しますし、無理な話でもあるんですよね。

ですので実際私がやっている推奨する方法は寝る時間になったら一切触らないでおいておくという方法。

例えどんなに誘惑があっても寝る為に全力を注げば絶てるはず。

寝る時に音楽を流して寝るのはNG!たとえα波のものでもダメ!

寝る前に音楽を流して寝ようとする人は一定数います。

無音だと眠りにくい、雑音が気になる人ならしょうがないですが、気分転換などで音楽を流して寝ることはおススメできません

理由としてはまず、音楽を流そうとして音楽選びに苦戦して長時間無駄にしてしまうことがあるからです。

最初の内は音楽を流すことでリラックスして想像通りの効果を得ることができることが多いですが、何度も流しているうちに絶対に飽きが来て別の似たような音楽を探し始めます。

探すのが昼だったり空き時間なら支障はないのですが、そういった音楽を流す人は決まって寝る前に探し始めるからです。

結果自分の満足する音楽探しだけで睡眠時間が削れて本末転倒になってしまうのです。

他にも電池がなくなってアラームが鳴らなかったり、音楽を聴くことで脳が覚醒してしまって眠れなくなったり、イヤホンを付けたままで次の日鼓膜が痛かったり耳が痛くなったりもします。

明日の準備を終わらせておく

眠れない人の大半は明日のコンディションが気になって眠れない人です。

この睡眠時間なら「明日絶対しんどいや・・・」とか、朝何時までに「起きないと間に合わない・・・」とか考えてしまっています。

昼夜逆転なら尚更朝にかける時間を減らすことに努力すれば、寝る時間を増やし、朝遅くても大丈夫なようにコンディションを整えるといいでしょう!
そうすることで睡眠時間が増え、明日の不安感も取り除かれてゆっくり寝ることができるようになります。

それと、寝る前に明日の準備を始めておくことで朝に物がない!なんてこともなくなりますし、何よりめんどくさい作業をすることで眠くなるという効果が出てくるのが魅力。

面倒なことを終わらせつつ寝る体制に持っていけるのでお勧めです!

オールナイトは沼

昼夜逆転を極めた人なら分かる話ですが、オールナイトは諸刃の剣です

まず成功率が人にもよりますが殆ど成功しません

例え出来たとしても睡眠の負担が大きく、7~9時間の睡眠では足りず10時間以上睡眠コースに突入します。(ひどい場合12時間から16時間寝ます)

昼夜逆転の人は睡眠時間が1週間を基準に平均したら1日当たり9時間ほどに落ち着いたりしませんか?

オールナイトで一日睡眠をとらない様にしても結局はどこかで睡眠時間を調節しているので、一日負担になるだけで期待した効果を得ることができません。

つまり日常的に決まった睡眠をとるのが一番の近道なのです。

最終手段は睡眠導入剤を処方してもらう事

どうしても夜に寝付くことができない場合、睡眠薬とはまた違いますがお医者さんに相談して睡眠導入剤を処方してもらうことも選択肢の一つです。

睡眠導入剤を使用することで、夜早く寝て朝起きてまた夜に眠くなるというサイクルを作ることができるので十分に効果が期待することができます。

ただ、安易に薬を使うのは気の弱さなので最初に効果が出ても持続する力がなく、「どうせ寝れなくても薬があるからまた元通り」なんて思ってしまうからです。

昼夜逆転は思いのほか自分の気の甘さも関係していて大丈夫、大丈夫と思うほど大丈夫ではない病気のようなものです。

でも、どうしても夜に眠気が全くこなかったり大事な用事があるときなどに役に立つので昼夜逆転なら一度は試してみてはいかがでしょうか?

昼夜逆転は自分の気から

今回紹介した方法はどれも特殊な方法ではなくやろうと思えばできる事です。

言えばとても簡単なことですが、甘く見てはいけません。

もし、簡単だと感じたらこの方法を全部試してみてください。絶対に昼夜逆転から抜け出せるはずですよ!

ちょっとでも「ま、いっか大丈夫明日しよう」なんて思ったらまた昼夜逆転と後悔があなたを待っているはずです!

昼夜逆転は一時的なものでなく、治った後でも再発してしまう恐ろしいものです。

社会人になっても、大人になってもいつでもなる可能性はあります。

日常的に習慣づけることで計画性も高まりますので治っても毎日続ける勢いで頑張りましょう!