小学生のこどもが不登校になってしまった時の対処法。早期解決でひきこもりのリスクを避けよう!
小学生の子供が不登校になってしまった!
そんな時、どう声をかけてあげればいいのか?どうしてあげたらいいのか?
親としてはなんで子供が不登校になってしまったのかわからないことが多いです。
しかし、理由がどうであれ学校に行けるようにならないと困りますよね?
しかも小学生のうちから不登校になってしまうと将来的にも引きこもり体質になってしまいあなたの元から一生離れなくなってしまうリスクもあります!
子供が不登校になったら、まずは子供が何故不登校になったか?どうしてあげるのが一番の解決策か考えましょう!
小学生は社会をしる大事な期間
子供は教えなくても勝手に物事を理解し、成長していきます。
小学生になるころには子供も自分の考えで判断することができる歳になっているということなんですよね。
また、幼稚園や保育園の頃とは違い、さらに大きぼな人数での集団行動や学習、協力や分かち合いなど様々な新しいことをしていくことになります。
つまりは社会で生きていく力のほとんどの行動を小学生の期間で学習して身に着ける期間といえるでしょう
一般常識、感情、コミュニティ能力、礼儀などなど・・・家庭では教えきれないようなことを学校で学んでくるのです。
小学生の時に不登校になってしまうことでこれらの学習ができず、中学生になって今更・・・、と子供本人が悩みを抱えてしまいそのままだらだらと不登校から抜け出せなくなるのです
小学生の不登校率の上昇傾向
小学生の不登校率は年々上昇傾向にあると28年度、文部科学省により発表されました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/__icsFiles/afieldfile/2017/12/22/1399789_7.pdf (引用元)
年号 | 平成25年 | 平成26年 | 平成27年 | 平成28年 |
---|---|---|---|---|
小学生不登校数 | 24,175人 | 25,864人 | 27,583人 | 31,151人 |
少なくとも平成25年から平成28年の間だけでも約23%増加傾向にあるようです。
これらの結果の通り最近では子供たちの不登校率があがる原因があるといえます。
小学生の不登校率が増えた原因
昔の頃に比べ今の小学生の不登校が増えたことに明らかになっている原因がいくつかあります。
それは近年社会において若者の考え方、社会の方向性や時代の移り変わりなど様々な要因があります。
勿論、不登校は本人の心の複雑な悩みがあるものです。
まず、一番の原因としてはインターネットの普及による学校へ行かなくても友達ができたり、暇が潰せたり、学習できる環境になったことが大きいでしょう。
SNSの普及や、ソーシャルゲームやmmoRPGなどのインターネットゲームの普及によって簡単に人とコミュニケーションをとることができるようになったことも大きな要因でしょう。
SNSやゲームの世界などでは匿名性が高く、自身が子供だとしても他の誰とでも対応が変わらず接される点や、学校や日常などで襲われるコミュニケーションからくる不安感も少なく、いつでも逃げることができる環境のためまだ責任感がなく不安が多い子供にとっては離れることができない環境になってしまうのです。
また、スマートフォンやLINEが当たり前の世界になってきてる今、学校内でのいじめ、盗撮、集団いじめなど今の子供でしかわからないようないじめも増えている傾向です。
現在の不登校率が増えている原因は簡単に減少傾向へ傾かないといえるでしょう。
一番の解決策は親が子供を支えてあげること!
子供の不登校は簡単に治すことは不可能です。
それゆえいくつかの選択を親自身がしなければいけないでしょう。
子供の気持ちを理解して、それを親が支えてあげることで子供の不登校を治すことができるはずです。
子供の気持ちを理解してあげること
あなたは子供の言い訳や屁理屈を無視していませんか?
子供があなたに反論、物言いをしてきたときに自信のストレスやイライラで一喝して発言を阻害していたりしませんか?
育児や家事でストレスがとても分かります。
しかし、子供のころというものはすごく繊細で、子供の言い訳や屁理屈は子供自身が矛盾や甘えなどをあなたに伝えているのです。
一喝されることであなたに心を閉じ、自分を殻に閉じ込めるようになっていくこともあります。
そういったときは"何故"そういう風になったか"どうしたら"それを治せるのかなどを一つ一つ教えてあげることでお互いを認め合うことを意識しましょう。
時には親としての権力、知識を生かそう
子供は親の、親の権力というものを嫌います。
それは、どんな理不尽もどんな矛盾も”親の言うこと”として子供を強制する力があるからです。
子供はとても純粋で、素直といわれる理由はそういった矛盾や理不尽に敏感で間違っていることを相手に反論するところでもあります。
しかし、いくら子供が理不尽だと思っても、矛盾だと思っても本当にダメな事、やらなければいけないことをしない時こそ”親の権力”を使ってあげましょう。
いくら泣いても、嫌がっても心を鬼にしてでも背中を押してあげる時期があります。
何故親の権力をそんなことまでして使わなければいけないのか?
それは子供の不安や恐怖、学校へ行くことの必要性や将来性など右も左もわからない子をまっすぐ押してあげる必要があるからです。
その時、かわいそうだから・・・と負けてはいけません。しっかり最後まで応援してあげてください。
すると、嫌がって学校へ行ったお子さん、仮病気味だったお子さんが返ってきたときの表情をみてみてください、行く前はあんなに嫌がっていたのに嘘のように元気になって帰ってくると思います。。
学校へ行くことはあたりまえ。偉そうにするな。なんて決して言わないであげてください。
少しでも前進出来たらその子がどれほど勇気を出して学校へ行ったか想像してほめてあげましょう、少しでも認めてあげることで本人のやる気とあなたの信頼度が増えていきますよ!
不登校を一番直しやすい時期が小学生
もし、あなたのお子さんが不登校になったとして再起できる確率が一番高いのは小学生の間です。
それは小学生が一番学校に行きやすい期間だからです。
主な理由としては学力に差がつきにくいというところ。
不登校になるとどうしても新しい学習についていけなくなり、先生から当てられたり、途中で質問できなくついていけなくなったりするなど・・・
結果授業を受けていても全く知識にならず只々苦痛な時間が過ぎるだけになってしまうことが多いですが
小学生の間は授業の進む速さや学習内容が比較的簡単な為たとえ教室に途中入室したとしても授業に簡単についていくことができたり、学校というフィールドから離れた親でも簡単に勉強を教えることができる授業内容になっているので家庭でも教えることもできます!
また、中学生、高校生、社会人になるとしても小学生の基礎知識すら得ることができなかった場合あなたが一生お子さんの面倒を見なければいけないリスクを背負うことになりますので早い段階から不登校を治すことが重要です!
一番のチャンスである今を逃さない、子供を変えるのは親であるあなたなのです!